男性不妊のブログ~男性不妊の特徴と検査・治療のこと

男性不妊のブログです。男性不妊の特徴、治療などを紹介していこうと思います。

Tag:泌尿器科

image_09
私が40歳、妻か37歳の時に結婚。遅い結婚だったので早く子どもが欲し くて、まず
妻が婦人科で診察を 受けました。

妻にはとくに障害となる ようなトラブルはなく、自然妊娠の可能性はあるとのこと。

その言葉を励みに半年ほどがんばったのですが、思うような結果が出ません。

最近は不妊の原因が男性にあることも多いと聞いたので不安になり、私も婦人科で精液検査を受けてみることにしました。

その結果、不安的中、残念なことに、私の精子の数が充分ではなく、動きもあまりよくないこ とがわかりました。

妻もショック でしたが、私はそれ以上にショック を受けていました。

1ヵ月ほど、子どものことは話題にせず静かに過ごしていた ら、妻が「漢方薬局に行ってみよ うか」と言いだしました。

雑誌で 男性不妊の記事を目にする機会があり、漢方も有効と晝いてあったらしいのです。

私も病院より薬局のほうが通いやすいイメージが あったので、試しに二人で行ってみることに。

中医学アドバイザーが、私の緊張をほぐすように、やさしく接してくれました。

生活の様子をきかれるうちに、自分が今までいかに健康を後回しにし た生活をしてきたかを気づかされました。

私は営業職という仕事柄、得意先や社内のつきあいも 多く、深酒になることも珍しく ありません。

食事も外食が多く、 ラーメンやどんぶりものをよく食べていました。そのせいで20代に比 べ、10㎏以上体重が増えていました。

中医学アドバイザーからのアドバイスは、まず生活の見直しでし た。

なるべく早く帰宅し、家でゆ っくり過ごし、睡眠を充分にとる こと。

食事も栄養バランスが悪く油っこいメニューが多いテイクアウ卜の弁当やインスタント食品は避 け、妻の手作りの食事を食べること。

妊娠力の基礎になる体力づくりのため、卵や肉、魚などの良質のたんぱく質をとることが大切と教えてもらいました。

酒もほどほどにし、休肝日を設けることに。
酒が好きな 私にはつらいことでしたが、実際に始めてみると酒を飲まな い日はぐっすり眠れて、疲れが取れやすかったです。

漢方薬も飲むこととにしましたが、私は腹が壊れやすく漢方を飲むと下痢になり匂いも苦手でした。なにかいいものはないかと探していた時に妻が男性用のサプリメント、男性用妊活サプリメント マイシード-亜鉛配合-for Menを探してきてくれました。

漢方と違って匂いもなく飲みやすかったので飲み続けることにしました。

半年ほどたったころから、朝、 目覚めがよくなり、冷えが改善されてきました。

セックスも以前は疲れてできないことが多かったのですが、回数も増えてきました。

泌尿器科で3回目の精液検査をしたとことろ結果は正常値をこえるところまでになっていました。

泌尿器科の先生にも全く問題なしと言われました。

そして男性用妊活サプリメント マイシード-亜鉛配合-for Menをのみはじめて 1年たったとき、妻が妊娠しました。

半信半疑で、胎児の写真を見えるまでは信じられませんでした。

一時期、切迫早産の危険がありましたが、それほど深刻な事態にならず出産は安産で、子どもが生まれた瞬間、涙を流して喜びました。

image_12
男性の精液検査は、不妊治療を行う施設はじめ、泌尿器科で受けることができます。

ただ、検査後に不妊治療が必要となることも念頭に置いた場合は、夫婦で不妊治療を専門に行う施設で、揃って検査を受けてもいいとおもいます。

ただその検査で男性に不妊原因があると診断された場合には、さらに男性の治療や手術が必要となり、泌尿器科を受診する必要がでてきます。

通院先の院内に泌尿器(男性不妊専門)外来があれば院内で、あるいは連携する泌尿器科、または男性不妊専門のクリニック、専門外来のある病院、もしくは泌尿器科医の生殖医療専門医のいるクリニックなどへ受診することになります。

最近では、スマートフォンのアプリで射精精液中の精子を見ることもできますので、自分白身の状態を知るきっかけとして活用してみるのもいいかもしれません。

しかし、精液検査は、精液量や精液量に対する精子の数(精子濃度)などの数値も大切ですが、生きている精子
がどれくらいいるのか(生存率)、そして子宮、卵管へと泳いでいける精子(運動精子)がどれくらいいるのか、質を診ていくことも重要みたいです。(精液量や精子濃度などがわかっでも、運動精子が少なければ自然妊娠は難しい問題となってくるから)

男性不妊の検査は精液検査を早めに受け、必要に応じて泌尿器科などの紹介先等で触診やエコー検査、血液検査などを専門的に受けていくのがいいと思います。

精液検査は、不妊治療を行っている産婦人科で受け付けていますが、男性は産婦人科に行くことに大きな抵抗を感じると思います。精液検査だけであれば本人が病院に行かなくてもよい方法(自宅で採取してパートナーが持参)もあるので確認してみると良いと思います。

また男性の精子は、生活習慣やストレスの影響をとても受けやすいです。「検査を受ける」ということだけでもプレッシャーを感じて精子の質が悪くなることもあります。だから、検査を受ける場合は、1回の検査結果だけを見て落ち込む必要はないということを知った上で検査に臨んでください。

↑このページのトップヘ